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番外:自己流ダイエットの盲点

ちまたに溢れているさまざまな自己流ダイエットについて、その現状や盲点などについて検証していきます。

自己流ダイエットの種類

いま、世界中で自己流ダイエットをしている人は、何億という数に上るのではないでしょうか。

世界で肥満が問題視される現代では、ダイエットはごく当たり前。いわば年中行事のように行っている人も多いのではないでしょうか。

自己流ダイエットは、「やろう!」と思ったその日からすぐに始められる、というメリットがあります。

自分なりの方法をネットやメディアなどで見つけ、実践している人もいるようです。

とはいえ、それに反して成功した人はどれだけいるのでしょうか。

中には体重が減少してはまたリバウンドして…を繰り返している人も。

実は、この悪循環はダイエットを不毛にしてしまう恐ろしい作用をもたらすことを知っておかなければいけません。

そこで、まずは自己流ダイエットにはどんな種類があるのかを調べてみました。

食事系ダイエット

  • 食事制限
    …食事の量や摂取カロリーを制限する方法、あるいはリンゴやゆで卵など特定の食品に偏った方法など
  • 断食
    …朝食抜き、プチ断食、数日断食など
  • 好物ダイエット
    …好物だけをひたすら食べ寝る前3時間は徹底して食べない
  • 置き換えダイエット
    …食事のうち1~2回をプロテインなどに置き換える方法

運動系ダイエット

  • ジョギングやスイミングなどの有酸素運動
  • カロリー燃焼目的の激しい運動

◆その他

  • 半身浴ダイエット
    …ぬるめのお湯に長く浸かって新陳代謝を高める方法
  • ダイエットアピール
    …周囲の人にダイエット中をアピールしたり、自分で太めを露出して羞恥心を煽る方法、太っている写真を撮影しておくなど
  • ダイエットサプリ
    …燃焼系などのサプリを飲む方法

これ以外にも本当にたくさんの自己流ダイエットは存在します。

自己流というだけあってダイエッターの数だけ、やり方があるかもしれませんね。

自己流ダイエットの危険性とは

自己流ダイエットで最も注意しなければいけないことは、リバウンドです。

なにしろ、自己流ダイエットはきちんと指導してくれる人も、サポートしてくれる人もいないのがほとんど。そのため、始めては挫折して、挫折してはまた始め…というサイクルを繰り返す人も少なくありません。

実は、最初はうまくいく自己流ダイエットも、リバウンドを繰り返しているうちに、身体が元の体型に戻り、維持しようと働いてしまい、痩せにくくなってしまうのです。

また自己流ダイエットをしている人は、目標体重を極端に設定していることも多いため、徐々にダイエットそのものが過激になる傾向があります。

つまり、極端すぎる食事制限や激しい運動をする傾向に陥りがち。すると身体は、自分の身体の活動を無理なダイエットから守ろうとするため、基礎代謝そのものが落ちてしまいます。

そのため、身体が消費する最低限のカロリーが少なくなるため、いくら摂取カロリーを制限しても追いつかなくなるのです。

しまいには栄養不足や集中力がなくなる、といった弊害が表れ、健康的な生活に支障が出てくることがあるのです。

ですから、自己流ダイエットは正しい知識を持ったうえで、どんな方法が適切かを見極める力が要求されるといえるでしょう。

自己流ダイエットのデメリットと盲点

自己流ダイエットを始める前に知っておきたいデメリットや見落としがちなポイントを紹介します。

デメリット

  • 肌トラブルが起こりやすくなる
  • 体型が崩れてしまうことがある
  • リバウンドしやすく痩せにくい体質になる
  • 栄養が偏ることがある

脂肪は落ちやすい部分と落ちにくい部分があるため、痩せたのに体型が崩れた、という事態に陥ることがあります。

極端なダイエットによって、ホルモンのバランスが崩れることもあり、生理の異常や便秘、肌が荒れてくるといった身体の不調につながる恐れがあります。

自己流ダイエットでは、体重を落とすことだけについ目が行ってしまいがちです。しかし、そのダイエットによって起こるさまざまな悪影響にはつい目を向けず、気がついたら健康障害が起こるリスクがあることを、絶対に忘れてはいけません。

ダイエットの理想とは、痩せた後の健康状態が痩せる前よりも良くなっていること。そのためには正しいダイエットを行うことが大切なのです。