ただ痩せたいだけではもう手遅れ?目的を持って肥満を解消するには
日々の食事を見直し、肥満を解消するために、知っておくべき基礎知識を紹介しています。
肥満を解消するために、まず取り入れたい食事制限についての正しい知識を身に着けましょう。
肥満は、端的に言うと摂りすぎた脂肪が体内に蓄積してしまった状態のことをいいます。
不規則な食生活や暴飲暴食、深夜の飲食、外食、甘いものをよく食べる、過度の飲酒、ストレスによる過食など、摂取カロリーをアップさせ、脂肪の蓄積を助長する条件は日常生活にたくさんあります。
運動不足による燃焼カロリーの減少もまた、必然的に脂肪が蓄積しやすい一因です。
したがって、肥満を解消するためにやるべきことは、過剰な脂肪をいかにして減らしていくかというところにあります。
肥満の人の多くは、食事によって摂取するカロリーと、生きていく中で消費するカロリーのバランスが崩れています。そのバランスを回復するために、まずは摂取するカロリーを抑える必要があります。
そこで取り入れたいのが食事制限です。
女性が美しいプロポーションを手に入れるためのダイエットとは意味合いが違い、健康的な生活と身体を取り戻すためのものだということを忘れてはいけません。
肥満症の場合、食事制限の目安として摂取カロリーを1,000~1,800kcal程度に抑える必要があります。
これは、日常の仕事や運動量などによって異なりますが、デスクワークの多い人は少ないカロリーに抑えた方がいいでしょう。
肥満の程度によっては1,400kcalくらいまで減らすケースもありますし、既に健康に障害が見られる人は、もっと制限して600kcalの低エネルギー食と呼ばれる治療食にする必要があります。
ただし、こういったカロリー制限は、きちんとした管理のもとに行わなければ、リバウンドの原因となったり、体が基礎代謝を抑えて対応するため痩せにくくなることもあります。
それ以外に、健康的に痩せていくために必須の「摂りすぎないようにするもの」と「積極的に摂りたいもの」を以下に紹介します。
摂りすぎないようにするもの
積極的に摂りたいもの
既に、糖尿病や腎臓病、高血圧といった病気にかかっている人には療養食というものがあります。
病気によっては栄養の制限があるものもありますので、医師や栄養士の指導をきちんと受けた方がいいでしょう。
それ以外に気を付けたいこと
食事制限にはメリットとデメリットがありますので紹介します。
メリット
デメリット
食事制限はやり方によっては逆に働く恐れがあります。肥満の程度の重い人はきちんと管理し、計算したうえでの食事制限を行うことをお勧めします。
効果的なダイエット法の1つとして多くの人に認知されている食事制限ですが、自分の体や生活リズムに合ったやり方、そして「絶対に肥満を解消させてやる」という強い気持ちがないと、失敗したり期待した効果が得られなかったりします。食事制限を行い痩せた人の生の声を聞いてみましょう。
【体重の変化の様子を毎日チェック!(26歳/会社員)】
私の場合、8ヶ月で10kgの減量に成功しました。
半年以上続けられたのは、「記録を取る」ということを徹底して行なったからだと思っています。
元々の体重が結構あったので、食事制限をしたらすぐに体重が落ちていくだろうと思っていました。実際スタートしてからちょっとずつ体重が落ちはじめ、見た目にも数字にもすぐに反映されるようになりました。
私が記録していたのは、毎日の体重、食事(メニュー・カロリー)、写メの3つです。摂取カロリーと消費カロリーの計算や記録は確実に取っておくことをオススメします。消費カロリー以上の食事を極力摂らないのがコツです。
自分の頑張り次第で数字や写メに成果としてしっかり現れるので、モチベーションの維持に役立ちますよ!
【夜食事を取らないような生活を(21歳/学生)】
残業の多い今の職場に転職してからというもの、外食したり家で寝る前にガッツリご飯を食べたりと、食生活が一気に不規則になりました。そのせいでいわゆる肥満体になってしまいました。
運動できる余裕がないことは明白だったので、食事制限でこの肥満体の解消に努めることを決意。と言っても、自分に課したのは
この3つです。
それだけで1ヶ月2~3kgの減量ができました。先日BMIを測定したところ、標準値ギリギリのラインだったので(笑)、もう少し頑張りたいと思います。
このように、食事制限成功者は欲求を強く抑えこんだりストレスを溜め込んだりせず、あくまで自分にできる範囲で、かつ徐々に体重を落とすというやり方でダイエットに成功しています。
食事制限のやり方は、ある意味無限大にあります。性別や年令、生活リズムや体質などは個人個人で大きく違ってくるからです。自分の目標や性格、生活リズムに合った適切な食事制限のやり方を見つけ、安全かつ効果的なダイエットを行いましょう。
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