痩せなければならない人の肥満解消ガイド

健康・美容の敵!解消させたい肥満とは

肥満は、身体のいたるところを圧迫し、障害を招きます。生活習慣病も、肥満が大きな原因だと言われています。しかし、肥満の影響は自分ではなかなか気づくことができず、静かに忍び寄り、場合によっては、命をも蝕むことになるのです。

ただ痩せたいだけでは痩せられません。しっかりと目的をもち、確実に肥満を解消させなければならないのです。

従来の肥満解消法でホントに痩せるの?

世の中には、あふれんばかりの肥満解消法情報が流れています。それもそのはず、いまや肥満に悩む人は世界に21億人、1980年と比較すると2.5倍以上の増加がみられるのだから。

肥満解消の近道は、正しい知識をもとに、自分の体質や肥満の種類、そして生活習慣・食生活に沿った形でアプローチすることです。

体質や肥満の種類は人それぞれ。そのため、解消法も人によって異なります。にも関わらず、「肥満解消法/ダイエット法」といった情報には似通った種類のものばかり…。それでは成功するはずもありませんよね。

そこで、「最後のダイエット」とも称される肥満外来。専門家による無理のない個別プログラムを実践することで、健康的に痩せることができます。

頑張りすぎて失敗するのではなく、
無理なく続けることで肥満解消を成功させましょう。

そもそもどこからが肥満になるの?

「肥満になったら大変」「肥満を解消するには…」という言葉をよく聞きますが、そもそも肥満とはどのような状態のことを言い、そしてどのような判断方法で調べればよいのでしょうか。

肥満の定義を教えて!

肥満の定義は、「体の脂肪組織及び種々の臓器に異常な脂肪が沈着した状態」となっています。簡単に言うと、自分の性別や年齢別の平均的な体脂肪率を大幅に超えた状態が肥満状態にあたります。
平均体重を大幅にオーバーしていても、体脂肪率が平均値もしくはそれ以下であれば、それは肥満にはなりません。

では次に、自分が肥満であるかどうかを見極める測定法を紹介します。

肥満の判定はBMIによる測定が一般的

健康番組や専門誌などでよく見かける「BMI」という言葉。このBMIとは「Body Mass Index」の略称で、主に肥満であるかどうかを判定するための指標として用いられています。

1835年にベルギーの統計学者・アドルフ・ケトレーによって考えられたこのBMI測定法は、その人が肥満にあたるかどうかを簡単に調べられる方法として、今では日本を含む多くの国で利用されています。

以下がBMIを測定する計算式です。

 

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

例)身長165cm・体重60kgの人の場合

60÷1.65÷1.65=22.03

 

自分のBMIの数値は出せましたか?

では次にその数値をもとに、自分が肥満にあたるかどうかをチェックしてみましょう。

体脂肪と肥満の目安

引用元: HGHdiet(http://www.hgh-diet.net/obesityfatness)

 

この表を見れば分かるように、男性女性ともにBMIが25を超えると肥満にあたることが分かります。
ただ、肥満であることが分かっても、人によっては「肥満だったら何か悪いことがあるの?特に生活に支障があるわけでもないし…」と思うかもしれません。

そこで、肥満であることのリスクを紹介したいと思います。

肥満であることのリスク

肥満になると、見た目に変化が現れるだけでなく、あらゆる病気の発症率が大幅に上がります。
糖尿病や高血圧、脂質異常症や動脈硬化などがその病気にあたります。様々な合併症を引き起こす恐れのある糖尿病や高血圧、さらには命を落とす危険性がある脳梗塞など、どれも非常に怖い病気ばかりです。

肥満はこれらの病気に加え、「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれる病気を引き起こすこともあります。
睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り睡眠時に何度も呼吸が止まる病気です。この症状が現れるようになると、起床時やその後の活動時に頭痛、倦怠感、疲労感などの症状が現れます。また、十分な睡眠が取れなくなることで、ストレスを蓄積させたり集中力が全く続かなかったりもします。

肥満は早期解決が重要

肥満の怖いところは、合併症を併発させる可能性が高い、糖尿病や高血圧などになる可能性が高い点です。これらの病気のせいで、症状に支障をきたし普段の生活が送れなくなったという例も少なくありません。
特に注意が必要なのが中高年です。男性女性ともに、肥満の人の割合は20代よりも30代、30代よりも40代と加齢につれて増加する傾向にあります。
原因は多岐にわたりますが、ほとんどのケースが摂取エネルギーが消費エネルギーを上回る日数が増えることによるものです。ただ女性の場合、加齢によって女性ホルモンの分泌量が減少することも肥満の一因となります。
肥満でいて良いことなんて1つもありません。今肥満状態にある方、肥満に近づきつつある方などは、これらの病気を抱える前に肥満解消を始めましょう。

 

CLINIC肥満治療ができる東京のクリニックを比較

東京都内に肥満外来を設けるクリニックを厳選しました。効果や安全性、手軽さなどをもとに徹底比較しています。クリニック選びはダイエット成功のカギといえます。ぜひご参考ください。

無理なく痩せる!肥満外来のメリットと治療法とは

ダイエットを成功させるために、最も重要なことは「続けること」でしょう。しかし、多くの人は「頑張りすぎて」失敗してしまうようです。

そこで、無理なく痩せることができる「最後のダイエット・肥満外来」について紹介します。

食事療法

食事内容や摂り方といった、これまでの食生活を改善させる肥満解消法。患者ごとに個別プログラムを組んで実践していきます。治療後の生活も健康的になるため、リバウンドの心配もありません。

運動療法

日常生活に有酸素運動やレジスタンス運動を取り入れることで、脂肪の燃焼を促進させます。運動によって基礎代謝量が上がるため、リバウンドしにくい身体になると言われています。

投薬療法

食欲抑制剤や、代謝促進効果の高い漢方薬・サプリメントを処方しながら、肥満解消に導く治療法。ラクに痩せる方法ではありますが、その後維持するためには他の治療法と併行することが得策です。

外科手術

脂肪の除去や胃の一部を切り取る方法です。物理的に胃の活動を抑制することで、消化・吸収を妨げ、食事の摂取量を落とすことができます。抱えている病気によって、受けられない場合もあります。

メンタルケア

ストレスによる肥満を予防・解消していく療法です。ストレスによるホルモンバランスの乱れ、そして過食…あるいは食欲増進作用のある精神安定剤の服用などを防止する非常に有効な手段といえます。

REPORTメディカルダイエットで肥満脱出!治療3ヶ月レポート

会社の健康診断で腎臓に石が見つかったサラリーマン、29歳。原因は肥満。本気で痩せようと決断し、メディカルダイエットに通いはじめてみました。

この肥満解消法って実際に痩せるのか

ところで、巷に流れる「ダイエット法」情報として、食事制限や有酸素運動などの方法をよく見聞きします。
しかし、これらは実際に有効なのか?または、有効に働かせる方法にはどんなものがあるのか?
各方法の特徴やメリット・デメリットと、実際に成功・失敗した人たちからの体験談を紹介しています。
まだ自分は誰かに頼る必要なんて…と思っている方は、ぜひご覧ください。

番外意外と知られていない自己流ダイエットの盲点

正しい知識を持たずに自己流ダイエットをした場合、とりかえしのつかない問題にぶつかることが多々あります。肌トラブルや栄養過多・不足、体型の崩れ、果てはリバウンド…。失敗してからではもう遅いのか?改善策はあるのだろうか?失敗の理由から迫ります。