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肥満の原因と種類を知る

肥満はどのような人がなりやすい傾向にあるのでしょうか。効果的な肥満解消を図るためにも、肥満のメカニズムを把握しておきましょう。

最も大きな原因は生活習慣にある

脂肪が過度に体に付いていることを肥満と言いますが、この脂肪のことを「中性脂肪」と言います。
中性脂肪はエネルギー源としては優れたものではありますが、普段の生活の中で消費せずにいると体にどんどん溜まっていきます。それが俗に言う「脂肪がつく」「太る」ということです。逆に言うと、摂取した中性脂肪を毎日消費していけば、現状を維持することができます。

ただ現代は、毎日いつでもどこでも食事でき、さらにコンビニや居酒屋に行けばお菓子やお酒などを好きなだけ飲める環境にあります。
それに加え車や電車といった交通手段の普及により、体を動かす機会も激減しました。歳をとるにつれて肥満の人の割合が増えるのはそのためです。

ちなみに中性脂肪の基になるのは、あらゆる食物に含まれる脂肪や炭水化物(糖質)、アルコール類などです。これらの成分は、体内で一度は分解されますが、再び脂肪に合成され、蓄積されていきます。

特に日本人にとって馴染みの深いご飯(白米)や菓子類は、普段の食事の中で摂取する機会が多く、知らず知らずのうちに蓄積されている傾向にあります。

「摂取した分の中性脂肪(エネルギー)を消費していかないことが肥満の原因となる」

ということをしっかり覚えておきましょう。

肥満は遺伝するってホント?

肥満と遺伝子の関係は昔から研究されており、現在の研究では日本人の4人に1人が肥満遺伝子を持っていると言われています。
ただ、肥満遺伝子を持っている人は肥満を避けられないのかというと、そうでもありません。あくまで「太りやすい体質」であるだけで、生活習慣に気を付けていれば肥満を予防することができます。
また現在肥満であるという人に関しても、食事療法や運動療法などの解消法で十分改善できます。

肥満の人に案外多いのが、「遺伝による原因かと思ったらただの食べ過ぎだった」というケースです。毎日の生活習慣を見直し、1日の摂取カロリーや運動量なども今一度調べてみましょう。食習慣や生活環境の中に原因があった、という結果に落ち着くことも少なくないからです。

肥満(遺伝子)が親から遺伝することは確かにありますが、自分の肥満や体質をひとえにそう決めつけるのはNGです。現在の生活習慣の見直しを図ったり、専門医を訪ねたりして具体的な原因を調べてみることをオススメします。

では、なぜ私だけ太っているの?なかなか痩せないの?あなたが肥満でいる大きな原因を探ります。

肥満の原因を探る

肥満の原因の基本が、「消費カロリー<摂取カロリー」であることは、たいていの人が知っていることでしょう。

でも、

「そんなに食べていないのに太ってしまう」
「いくらダイエットしても体重が減らない」

という人もいます。それには単純にカロリーだけではない隠れた原因があるのです。

そこで肥満の原因をわかりやすく解説していきます。

過剰な摂取カロリー

食事に気を付けているという人も、しっかり見直してみると意外にカロリーが過剰になっている場合も少なくありません。

外食ばかりになり、動物性たんぱく質や脂質、甘いもの、味の濃いもの、そしてアルコールなどの摂取が多くなること。

そして、不規則な生活による深夜の飲食や間食などが、いつの間にかカロリー過多を招き肥満を助長しているのです。

いま一度、ご自身の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。

運動不足

仕事が忙しく時間がない、その反面、家ではごろごろしてしまう、など「忙しい生活」を理由に運動を滅多にしない人。

また、つい近場でも車や電車を使う、階段よりもエスカレーターやエレベーターを選んでしまう、など「便利な生活にかまけてしまう人」。

上のような人たちが、最近はとくに増えているようです。

そのため、筋肉が減少して脂肪が増えることで、基礎代謝が落ちてしまい、脂肪の燃焼が衰えてしまいます。

不規則な生活

24時間眠らない社会は、睡眠不足や食事の時間を不規則にさせる一つの要因ともなっています。

睡眠不足や不規則なリズムで食事をとることは、体内時計を狂わせてホルモンバランスを乱し、消化や代謝活動に悪影響を及ぼします。

その結果、肥満を招くことになるのです。

繰り返すダイエット

ダイエットブームでいろいろなダイエット法やグッズが出回っています。もちろん試したことのある人や現在進行形の人も少なくないでしょう。

しかし、ダイエットを繰り返すことで筋肉量が減ってしまい、逆に脂肪を蓄積しやすい、痩せにくい身体になることもわかっています。

早食い

あまりよく噛まず、早食いの人は肥満になりやすいと言われています。

咀嚼することは、満腹中枢を刺激し、食欲を抑えることに繋がります。逆に、噛まずに飲み込むことで、なかなか満腹にならず、つい食べ過ぎてしまうのです。

ホルモンバランスの乱れ

不規則な生活リズムやストレスなどの影響で、ヒトの身体の中では、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

ホルモンバランスの乱れによって、自律神経は正常に働かなくなることがあります。その影響で、不必要なカロリーを吸収するなどの体質の変化がみられることがあるようです。

また、生理不順の女性はホルモンバランスが乱れていることが多く、肥満になりやすい傾向にあるともいわれます。

肥満の種類を知る

肥満にはいくつかのタイプがありますので解説しておきます。自分と比較してどのタイプに当てはまるのか検証してみてください。

内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)

上半身、特に腹部の内臓の周りに脂肪が厚くついている状態をいいます。

一般的な目安としてBMIが25以上、ウエストが男性85㎝以上、女性90㎝以上の人がこれに該当します。いわゆるメタボリックシンドロームと呼ばれる人ですね。

該当者は、生活習慣病のリスクが高いため、早めに肥満を解消する必要があります。

また、BMIの数値はそれほど高くないし、見た目にも肥満体型ではないけれど内臓脂肪がたくさんついている、といった隠れ肥満の人もいますのでご注意ください。

いずれにせよ、定期的な検査が重要なのです。

皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)

腹部から下の下半身に脂肪がついている状態です。

一般的な目安としてBMIが25以上、ウエストが男性85㎝未満、女性が90㎝未満の人とされています。

筋肉が少ない人に多く、女性の方がなりやすいといわれています。

皮下脂肪は一度つくとなかなか落ちにくいため、ダイエットをしてもすぐには落ちません。

皮下脂肪を落とすためには、適切な食事とともに運動によって筋肉を付けることが大切です。

バナナ型肥満

内臓型、皮下型のどちらにも属さないタイプの肥満です。

体型的にはそれほど肥満を感じさせず、どちらかというと細身ですとんとした体型をしています。

この体型の人は、基礎代謝は高く太りにくいが、一度太ると痩せにくい、といった特徴があります。

普段からあまり高カロリーなものは好まないものの、年齢と共に基礎代謝が減り始めると急速に肥満が加速すると言われています。

特に、30代になって急に体型が変わった、体重が増えたという人は要注意です。